カーボカウントの基本:糖尿病の食事指導に取り入れるコツ
糖尿病の食後血糖にもっとも影響するのは「炭水化物(カーボ)」です。厳密な計算をしなくても、考え方を知るだけで指導がぐっと具体的になります。基本を整理します。
まずは「主食量を一定にする」から
- 毎食の主食(ごはん・パン・麺)の量をだいたい一定にする
- 丼・麺の大盛りや、主食に偏った単品を避ける
- 「いつもより多い/少ない」を本人が意識できるようにする
食べ方の工夫も効く
- 野菜・きのこ・海藻から先に食べる(ベジファースト)
- ゆっくりよく噛む
- 甘い飲料・菓子は食後血糖を上げやすいので控える
厳密なカウントは無理をしない
インスリン量を炭水化物量で調整する応用的なカーボカウントは専門的な指導が必要です。多くの患者では、まず「主食量の把握」と「食べ方」から始めるのが現実的です。
療養計画書に落とす
「主食量を一定にする」「野菜から先に食べる」を行動目標に。次回の達成状況とあわせて振り返ると、食事の改善が続きやすくなります。
※本記事は一般的な情報提供です。食事療法・インスリン調整は患者の病態により異なります。担当医師・管理栄養士の判断でご対応ください。