糖尿病合併症の予防:網膜症・腎症・神経障害の定期評価と足のケア
糖尿病管理の目的は、血糖値そのものより「合併症を防ぐこと」。血糖が落ち着いていても、合併症の定期評価は欠かせません。押さえたい評価項目を整理します。
定期評価の目安
| 網膜症 | 定期的な眼底検査(眼科と連携) |
|---|---|
| 腎症 | 尿アルブミン・尿蛋白、腎機能(Cr・eGFR) |
| 神経障害 | しびれ・感覚の確認、足の診察 |
| 足病変 | 傷・水虫・変形・血流の確認(フットケア) |
※評価の頻度・項目は病状により異なります。
患者へのフットケア指導
- 毎日足を観察する(傷・水虫・色の変化・爪)
- やけど・靴ずれに注意し、素足を避ける
- 気になる傷は早めに受診してもらう
療養計画書に組み込む
検査計画に眼底・尿アルブミン等を入れ、行動目標に「毎日足を観察する」を加えると、合併症予防が計画に位置づけられます。定期評価の抜け防止にもつながります。
※本記事は一般的な情報提供です。評価項目・頻度は病態により異なります。最新のガイドラインを確認し、担当医師の判断でご対応ください。