療養計画書の書き方・記入例(初回用/継続用・疾患別)
療養計画書は「達成目標(何を目指すか)」と「行動目標(患者が実際に行うこと)」を、患者と相談して具体的に書くのがポイントです。各欄の考え方と、疾患別の文例を紹介します。
各欄の書き方のポイント
- 目標(数値):体重・BMI・血圧・HbA1c など、達成可能な現実的な数値を設定。
- ①達成目標:検査値や体重など「結果」の目標。例)HbA1cを7.0%未満にする。
- ②行動目標:患者が実行する「行動」。具体的・測定可能に書くのがコツ。
- 重点領域(食事・運動・たばこ・その他):今回重点的に指導する項目に絞る。
疾患別・行動目標の文例
高血圧症
・毎朝家庭血圧を測定して記録する/・ラーメンの汁を半分以上残す/・速歩を1日30分、週5日行う
糖尿病
・野菜から先に食べる/・甘い飲料をやめ水・お茶にする/・食後1〜2時間に15分歩く
脂質異常症
・揚げ物を週3回までに減らす/・青魚を週3回以上食べる/・有酸素運動を週3日以上行う
避けたいNG記載例
✕「食事に気をつける」「運動する」だけ … 抽象的で行動目標になっていない
✕ 目標値が未記入/前回と全く同一のまま … 継続では「達成状況」も記載を
初回用と継続用の違い
2026年改訂では1枚に統合され、冒頭の「□初回 □継続」で区別します。継続では「目標の達成状況」を記載し、達成度に応じて目標を見直します。
※文例は一般的な例示です。個々の患者への適用可否は担当医師がご判断ください。様式・要件は改定で変わるため最新の告示・通知をご確認ください。