生活習慣病管理料(Ⅰ)と(Ⅱ)の違い・使い分け
2024年改定で生活習慣病管理料は(Ⅰ)と(Ⅱ)に整理されました。「うちはどちらで算定すべき?」と迷う場面は多いはず。両者の考え方の違いと選び方のポイントを整理します。
いちばんの違いは「包括」か「出来高」か
- 管理料(Ⅰ):検査・注射・病理などを包括した点数。対象疾患(糖尿病・高血圧症・脂質異常症)ごとに点数が設定されています。
- 管理料(Ⅱ):管理そのものを評価する点数で、検査等は包括せず出来高で算定する考え方。月1回の算定です。
つまり「検査を多く行う患者が多いか」「月内の医療資源投入がどの程度か」で、どちらが実態に合うかが変わります。
共通して必要なこと
- どちらも療養計画書による説明・同意と交付が前提です。
- 生活習慣(栄養・運動・休養・喫煙・飲酒・服薬等)についての総合的な管理が求められます。
- 交付は「概ね4月に1回以上」。
選び方の目安
| 状況 | 向いている |
|---|---|
| 月内に検査等が多い/変動が大きい | (Ⅱ)=出来高で実態に合わせやすい |
| 検査等が一定で管理がルーチン | (Ⅰ)=包括で分かりやすい |
※具体的な点数・要件は改定で変わります。自院の患者構成でシミュレーションし、最新の告示で確認しましょう。
※本記事は一般的な情報提供です。点数・算定要件は改定・通知で変わります。最新の告示・通知をご確認のうえ、医療機関の判断でご対応ください。