達成目標の数値、どう決める?疾患別・高齢者の目標設定
療養計画書の「目標(数値)」は、達成可能で、患者の状態に合った値を設定することが大切です。疾患別の目標値の考え方と、高齢者での個別化のポイントを整理します。
疾患別・目標値の考え方(一般的な目安)
| 疾患 | 主な指標と考え方 |
|---|---|
| 高血圧症 | 診察室・家庭血圧の目標を年齢・合併症で個別化(家庭血圧の管理が基本) |
| 糖尿病 | HbA1cの目標は合併症予防・低血糖リスク・年齢で個別に設定 |
| 脂質異常症 | LDLコレステロールはリスク区分(一次・二次予防)で目標が変わる |
※具体的な数値はガイドラインの改訂で変わります。最新のガイドラインをご確認ください。
「達成できる目標」に落とし込む
- いきなり基準値を狙わず、まず現実的な中間目標を置く
- 体重は「○kg減」など達成可能な幅で設定する
- 達成状況に応じて、次回に目標を見直す(継続の醍醐味)
高齢者では「個別化」がより重要
高齢者では、厳格な数値管理がかえって低血糖やふらつき等のリスクになることも。フレイルや低栄養、併存疾患、生活状況を踏まえて、無理のない目標に個別化する視点が欠かせません(療養計画書の栄養状態欄も活用しましょう)。
※本記事は一般的な情報提供です。目標値はガイドライン改訂・患者の病態により異なります。最新のガイドラインを確認し、担当医師の判断で個別に設定してください。