脂肪肝(MASLD/NAFLD)と生活習慣病:見逃さず生活指導につなげる
健診で「肝機能が少し高い」「脂肪肝」と言われる人は多く、その多くが肥満・糖尿病・脂質異常症と併存します。様子見で終わらせず、生活指導につなげる視点を整理します。
生活習慣病と密接に関わる
- 内臓脂肪の蓄積・インスリン抵抗性と関連が深い
- 糖尿病・脂質異常症・高血圧としばしば併存
- 進行すると肝の線維化リスクもあり、放置は避けたい
基本は「生活習慣の改善」
- 減量(まず体重の数%減でも肝脂肪の改善が期待できる)
- 糖質・アルコール・果糖の摂りすぎを控える
- 有酸素運動を習慣化する
つまり、生活習慣病の管理と大部分が重なります。併存する主病の療養計画書の中で、一緒に取り組めます。
療養計画書の中で一緒に
糖尿病・脂質異常症などの計画書で、減量・食事・運動の目標を設定すれば、脂肪肝の改善にもつながります。検査計画に肝機能を入れて経過を追うと安心です。
※本記事は一般的な情報提供です。脂肪肝の評価・精査(線維化評価・専門医紹介等)は病態により異なります。最新のガイドラインを確認し、担当医師の判断でご対応ください。